LIEE LOG

はじめての不妊治療と日々のこと

きょうもきょうとて鍼治療

なんだかんだ鍼にはまじめに通っている。

わたしが行っている鍼灸院は、その日の状態をみて、鍼・遠赤外線・オイルマッサージ・整体などを組み合わせてくれる。この間は頭痛がひどくて…と言ったら、丁寧にヘッドマッサージしてくれて、すんごくスッキリした。

ほぼ週イチでこまめにメンテナンスしているからか、休日におでかけするといつも帰りは電車で爆睡(つまり体力がなさすぎて家までもたない)だったわたしが、立ったまま電車で帰り、家に着いてもテキパキ家事をしている。ダンナのほうがへばってすぐ寝ちゃう…。不妊用のメニューだからちと高いけど、こまめなメンテナンスの大切さを痛感。これが運動になるといいんだな…うん。。

 

ブログだから書いちゃおうと思うんですが…、親友のひとりが人工授精で妊娠したそう。彼女もなかなか授からず、数回目の人工授精で奇跡的に授かった。これがだめなら持病の手術に入ろうとしていた最後のタイミングだった。36歳も目前。

妊娠て奇跡なんだなとほんとうに思った。わたしとは10年以上の付き合いで、ずっと同じような境遇にいて、近しい目標を持ってがんばってきた同士でもある。二人ともすきなひとと結婚してこどもを授かることが夢だった。それが叶った。書いててもほんとうに涙が出そうになるくらいしあわせなことだなとおもう。

けれど…聞いた瞬間はなんだか信じられなくて、自分はこれから不妊鍼にいく途中だったのもあって、天と地くらいの差を感じてしまった。正直うらやましかった。自分はこの半年で100万円以上のお金を使っている。なにが違ったんだろう。もっと早く仕事を辞めていたらよかったのか?一瞬でいろんなことを考えて、決めた。

仕事を辞めることにした。

会社員デザイナーで妊娠なんて無理がある。

どんなに仕事を離れよう、気持ちの余裕を持てる時間を作ろう、ちゃんと食べてちゃんと寝ようとおもっても、そんな時間作れない。仕事をちゃんとやろうとおもうとすべての努力が無駄になる。仕事絡みでイライラしてダンナにあたったこともある。早起きしたのにその日更新のページに追われて朝から仕事しなくちゃいけなくて、朝ごはんが作れなくてイライラしてしまった。18時半上がりにしても重たいPC片手に混雑した電車を乗り継いでスーパー寄ってごはん食べたらもう21時だ。22時に寝る?そんなの無理に決まってんじゃん。

やっぱりいまは仕事じゃない。彼女の報告がわたしに決断させてくれた。

不妊治療と仕事はやっぱり両立できない。これがわたしの結論でした。