LIEE LOG

はじめての不妊治療と日々のこと

ローズ初診

すごく間が空いてしまいましたが、6月13日にローズレディースクリニックへ初めていきました。いままでとはちがって、かなりアットホームな雰囲気。KLCに行ったときのような緊張は不思議とありませんでした。

 

まずは問診票に記入をして、看護師さんといままでの治療についてお話。最初の病院とはちがって、マニュアルっぽい感じではなく、ちゃんとわたしの話を聞いてくれている感じがします。それだけでもほっとする。

 

その後、血液検査をして、結果待ちの間にローズの治療方針を映像で見ます。といっても、手書きの図式を先生が説明しているのを、iPadで撮ったかんじのもの。通常の妊娠についてと、原子卵胞が少ないひとのことを、すばやく丁寧に教えてくれます。さらに、具体的な治療のこと、それにいくらくらいかかるのかまで、まるで診察を受けているかのような説明でとてもわかりやすかったです。

そして…思ってはいたけれど、お金はけっこうかかるんだという現実を知りました。二人で個室でみていたので、ほんとにここまでかけていいのか、具体的にどうするかを改めて話しました。そして、がんばろうと。

 

その後、血液検査の結果を元に先生とお話。内診はしない…のか?はて。

先生によると、たしかにホルモンバランスは崩れてきているけど、自然の生理が完全に止まったわけでもないし、ホルモン値をみるとちゃんと卵が育ってきているとおもうから、おそらく妊娠はできますよ。と。

ほんとですかーー!?いままで悪いことしか言われなかった状態なのに、ここまで希望を持たせてくれたのは初めてです。

しかも、いままで来院された方でも、20代や30代だと80%以上妊娠されて卒業してますとも。なんて心強い。みなさん、他院で諦めてくださいと言われて、ローズに来ているそう。

詳しい治療の内容をさらに説明していただき、不安なところを質問したところで、このままここで治療を受けるか一旦考えるか聞かれました。正直、いままで治療の決断をしないと初診すら行けないと思ってたので、こんなに患者さんの気持ちを尊重してくれる先生がいることにすでに感激していましま。

もちろんします!と答えて、じゃあ内診しますね、とここで初めての内診。これも小さなことですがうれしかった。心も決まらないままに、治療とはいえ、あの内診台に乗せられることに少なくとも抵抗ってあるとおもいます。さらに、うれしかったのは、足を閉じて乗る内診台だったこと。札幌で通っていた婦人科にあったんですが、最初から足を開いて乗るのと、閉じて乗ってからだんだん開くのは、気持ちの上でぜんぜん違います。あぁ、ここにたどり着いて良かった…心底そう思いました。(大げさ?)

 

内診の結果、卵胞らしきものが3つ育ってました!ここさいきんの、早寝、タンパク質、体を温める、が効いてたのかな。うれしかったです。

 

その後また先生とお話。卵胞は育ってきてるから、このまま様子見て来週にでも採卵できるけど、どうしますか?と言われ動揺…笑

そんな急に…!しかし、ホルモン値をみると環境はベストじゃないので空砲の可能性が高いそう。ならば一周期待って、環境を整えることに専念しようと決めました。

ここで先生が、せっかくだからシリンジ法やってみる?と言われ、え!いいんですか?と驚きました!最初の病院では、そんな古い方法意味ないですよ…って真っ向から否定されたんです…。たしかに効率は悪いかもしれないけど、奇跡にかけてみたいとおもうのは当たり前だと思うんですが…。ということで、せっかくなのぇシリンジ法にチャレンジしてみました!

(結果、シリンジ法ではやっぱり妊娠には至らず、7月に初の採卵をすることになりました)