2回目の採卵
土曜日の朝、2回目の採卵をしてきました。前回は痛くなかったけど、今回はちゃんと卵が育ってる感じがするし、痛い心づもりで挑みました。余裕で挑んで痛かったらダメージ大きいじゃん!というと、旦那に呆れられました。どうせ小心者ですよー。
朝8時に来院と連絡をもらっていたのですが、10分前に到着。一番乗りでした。
血圧を測って、病室に入り着替えとトイレを済まし、まだかな〜とおもっていたら、なんときょうの採卵は最後らしい。
30分以上時間があったので、余裕を取り戻してマンガを読みながら待ってました。40分ごろ呼ばれ、内診。問題なさそうなので、採卵室へ移動、消毒、部分麻酔までは全然よゆー。が、今回の採卵は卵の位置の関係でかなりの鈍痛…。。痛い…痛いです…と小声でつぶやきながら耐えて、5分ほどで終了。はーーー。ちょっと辛かった…。これが10個とか採れるひとだともっとつらいんだろうなぁ…うらやましいやらこわいやら。
その後、30分ほど点滴をしている間、前回の採卵で空胞だったときのショックをふと思い出して、今回もダメだったらどうしよう…と不安に。。着替えて、受付へ戻ると旦那さんが待っていてくれて、顔を見たらホッとしました。
その後さらに待って待って、診察室へ。入った瞬間、採卵数の紙をめざとく見つけ、2と書かれてあって心底ホッとしました…!
先生からも、2個採れましたと聞けて、やっとスタート地点に立てたと思いました。うれしかった。
ひとつはまだ小さかったのであまり期待はできなさそうですが、わたしの場合、卵子がいることがわかっただけでもありがたいです。。否応無しに期待は高まりますが、すこしでも前進できてなにより。
旦那さんのほうは相変わらずの好成績なので、今回はふりかけでお願いしました。
どうなるかな…ドキドキ。
お会計は驚きの30万超え…!
覚悟はしていたけど、ほんとにお金がかかるな。。うちは所得制限に引っかかり、助成金も受けられないので、ひたすら痛む懐。とほほ 毎月10万ほどの治療費と、採卵のお金、移植のお金も考えると、あと2回が限界かも。本気で節約せねば。。
帰り道にたくさん赤ちゃんを見かけて、うちにも来てくれるとうれしいな〜とほこほこした気持ちで眺めていました。赤ちゃんは見てるだけでも幸せな気持ちになるなぁ。
帰りにおいしいものを一緒にたべて、ご褒美にマンガを買ってもらい、とことこ歩いて帰りました。
これでしばらくは注射から解放される〜これが一番うれしい。
2回目の採卵日決定☆
RLCで迎える3周期目。
今周期はホルモンの調子も安定してきて、きょうまでに5回も診察を受け、毎度注射代薬代含め15,000円前後かかって(これだけで8万弱か!ひーーーー!)、やっと採卵日が決まりました。12日土曜日。今周期は土曜日の診察が多くて助かった。
今周期のホルモン値を備忘録的に。
①7/24 mon(今周期初の来院)
E2=65.9、FSH=6.8、LH=3.1、P4=1.71
→数値はキレイ(初めてほめられた)、卵胞も小さいのがいくつか見受けられる。はじめてのゴナール開始(これはまじで余裕だった。)
②7/29 sat
E2=28.1、FSH=33.7、LH=6.5
→E2が下がってきちゃった…。ゴナール+フォルリモン開始(めっちゃいたいやつ)
③8/5 sat
E2=124.4、FSH=18.9、LH=6.9、P4=0.43
→LHが高め。ギリギリ。これ以上上がると変性卵の可能性ありとのこと。(えー!)ひきつづきフォリルモン。(いってーーー。慣れたつもりが注射が怖くなった。)
④8/8 tue
E2=235.0、FSH=15.4、LH=4.7(ほっ)、P4=0.37
→ホルモン数値が安定してきた。卵胞の大きさがいまひとつなので、もう一度診察。まだまだフォリルモン。(すこしコツを掴んできた)
⑤8/10 thu → いまココ。
E2=350.7、FSH=18.2、LH=4.5、P4=0.35
→E2が順調に上昇!土曜日採卵決定。やった。院内でフォリルモン。夜にhcgを注射して挑みます。
わたし的には4月から治療を始めて、やっとホルモン値が安定してきてすこしほっとしました。ひとつはいい卵子がありそうな予感…。たぶん、まだまだ卵子がある方だったら、もっといい数値だろうから、これで喜んでいたら疑問に思われたりするかもですが、わたしにとってはいい調子。先生たちを信じてがんばってよかった。
とはいえ、今回卵子があったとしても、まだ取れて1〜2個だろうし、空胞の可能性だってあると思う。先生からは貯卵を目指そうと話があったので、あと数ヶ月これが続くことを覚悟しています。8個くらい貯めたらすこし希望が持てるかな。お金はいったいいくらかかるんだろう…
今回、つらーい自己注射も19日間連続でやって、気持ちがいっぱいいっぱいになってほんとに刺せなくなった日もあったりなんかして(結果刺しましたが)。そのたびにいろんな人のブログとか掲示板とかみて、注射がいたくなくなるコツとか、共感できる話とかに勇気をもらいました。似た状況のひとも少なくないはず。この記録が誰かのためになればいいな。ひきつづきがんばろう。
ちなみに、わたしが発見した自己注射が痛くなくなるコツ。
・生理食塩水を人肌にあたためる
・刺すところを肌が冷たくなるまで保冷剤で冷やす
・脂肪をぎゅっと固くつまむ
・夫のほうを見ずに一気に刺す!(なんか甘えが出て刺せなくなる。笑)
・液を注入しているときは「痛くない…痛くない…痛くない…」と念を唱える
これで乗り切りました。きのうあたりは平気になってきた!
あと、今回、8/9に近所の区の体育館でちょっと運動したら、翌日に不正出血してしまいました。やっぱり動き過ぎはNGみたい。筋トレはすこし、あとはウォーキングがいいようです。運動はしたほうがいいとのこと。
それと、ずっと気になってたサプリ(ミトコンドリアの20,000円弱くらいするやつ)をどうですか?って先生に聞いたら、成分は?って聞かれ、あらためてその場でwebページを見たら、記述が見つけられず…。あれ? 成分がはっきりしていないこともそうだし、価格があまりに高いサプリはあやしいかも。とのこと。聞いてよかった。わかりやすい指針だな。
今日あすは無理せず早寝します。あとすこし自宅で仕事しなきゃ。
採卵に向けて
今周期、ふたたび採卵にチャレンジしてます。
卵胞を育てるべく、薬と注射の日々…。注射は初めてペンタイプのゴナールを使うことになり、なんてラクラク〜とよゆーの8日間を過ごしたのですが、その後新しい注射に…。こちらはシリンジで注射するタイプで、フォリルモンというもの。こーれーが!!痛いのなんのって!!!涙 液が入るときにこの上ない痛み…。前回のフジを上回る痛さです。残り3日、耐えられるかほんとうに気がかりです。。涙
注射は刺すたびに小さなストレスを感じるし、それが痛いとなると…ほんと…ほんと…心が折れそう…。。なんの副作用なのかわからないけど、たまに胸がムカムカして気持ち悪かったり、下腹部が重たくて腰が痛かったりで、そのたびに落ち込む弱っちいわたし…。。でもでも!これを乗り越えたらたくさんたまこちゃんたちが育っていると信じてがんばる!
えいえいおーー!
初めての採卵 2
(つづきです)
病院から帰ってきて慌ただしく出張の準備。今回は北海道での取材を兼ねての帰省。ひさびさの北海道です。楽しみにしてた気持ちもつかの間、荷物のひとつに注射が加わりました。笑
今回のホテルはどこも高くて同僚と3人で同室。夕飯の前には注射をしなければ間に合いません。ということで、不妊治療を告白しました。みんな案外ライトに受け止めてくれて、ほっ。
飛行機自体への持ち込みもドキドキしたのですが、あらかじめカウンターで聞き、持ち込み手荷物のとこでも事前に話したら、快くOKしてくれました。良かった〜
ホテルについて初めての注射。さすがに手が震えます…。おなかにぷすり。…痛い。。てゆうか液がめちゃめちゃ痛い…!刺し終わったあと、しばしくるくると動き回りってしまいました。強めに抑えると痛みが和らぐので思わず揉んだのですが、これ絶対にダメなやつだったそう…あとでそこが固まり、痛くてパンツが履けなくなりました。もう1種類の方が痛いと聞いていたけど、こっちは全然痛くない。フジのほうが痛かったです。一度やると慣れたもんで、その後の4日分は余裕でできました。(相変わらずフジは痛いけどー)
そんなこんなで北海道満喫旅と注射の日々が終わり、東京に帰ってきた翌日に採卵。我ながらハードスケジュール。笑 今期はなんとなく難しいかなと予想していました、が、やっぱり自分のカラダのことってわかるんだな。結果は空胞でした。残念。だけど、採卵自体は全く痛みもなく、すんなりいったのでホッとしました。しかし空胞で9万くらいかかった…懐は痛みました。が、これもいい勉強。自分の予感には従ったほうが良さそうね。午後からは通常通り出社。電車で40分ほどの外出もこなしました。
今回、ほんとにいい先生だなと思ったんですが、空胞だったということはひょっとしたら卵子が中で張り付いてて排卵するかもしれないからと、シリンジで入れておいてくれたんです。希望は薄めかもしれないけど、1パーセントでも望みがあるならとがんばってくれる先生に感謝の気持ちでいっぱいでした。
夫は予想外の結果だったらしく、かなり落ち込んでました。わたしになんて言ったらいいかわからず黙り込んでいた…。そんなの見てたら落ち込んじゃう。。ごめんよう…。
でも大丈夫!今回はダメな気がしてたから!次周期がんばるぞーー!
初めての採卵 1
7月に入って、ひさびさに来院。ホルモン値はイマイチ…卵胞もひとつ…これはだめかな。。と思っていたら、先生から採卵でいいですか?と聞かれました。
えぇ!この環境で!?取れるんだろうか。。と不安になり、えーっと…と迷っていると、すこし待合室で考えて、また声をかけてください。とのこと。
待合室でLINEをしてみたけど、妹も夫も反応なし。そりゃ仕事中だものね、と落ち着いてひとり考えを巡らせました。いちばん最初に頭をよぎったのはお金のこと。空胞だとしてもお金はタダにはなりません。それと採卵直前に遠方の出張が控えていたので途中経過の確認ができないまま採卵を迎えるスケジュールだったのです。正直不安しかない。
でも、これ以上先延ばしにしてもなんにも得られない気がして、受付のひとに採卵でお願いしますと伝えました。
その後、もう一度先生とお話。採卵までのスケジュールと注射、飲み薬について。初めてのことで頭がパニックになりそうです…
そのあと、看護師さんからあらためて丁寧に飲み薬のことと、注射について説明を受けました。質問もとことん。初めての自己注射、しかも自宅ではなく、ホテルと友人の部屋というイレギュラーすぎる展開…!ひいいーー!なるべく冷静に落ち着いて話を聞き、注射の練習をもう一度受けて、その日は帰るのが一番最後でした。
気持ちもついていけてないし、荷物もどっさり(出張用の荷物と採卵前にやることの荷物)でボロボロになり、不安な気持ちを抱えたままタクシーで帰りました。
(つづきます)
ローズ初診
すごく間が空いてしまいましたが、6月13日にローズレディースクリニックへ初めていきました。いままでとはちがって、かなりアットホームな雰囲気。KLCに行ったときのような緊張は不思議とありませんでした。
まずは問診票に記入をして、看護師さんといままでの治療についてお話。最初の病院とはちがって、マニュアルっぽい感じではなく、ちゃんとわたしの話を聞いてくれている感じがします。それだけでもほっとする。
その後、血液検査をして、結果待ちの間にローズの治療方針を映像で見ます。といっても、手書きの図式を先生が説明しているのを、iPadで撮ったかんじのもの。通常の妊娠についてと、原子卵胞が少ないひとのことを、すばやく丁寧に教えてくれます。さらに、具体的な治療のこと、それにいくらくらいかかるのかまで、まるで診察を受けているかのような説明でとてもわかりやすかったです。
そして…思ってはいたけれど、お金はけっこうかかるんだという現実を知りました。二人で個室でみていたので、ほんとにここまでかけていいのか、具体的にどうするかを改めて話しました。そして、がんばろうと。
その後、血液検査の結果を元に先生とお話。内診はしない…のか?はて。
先生によると、たしかにホルモンバランスは崩れてきているけど、自然の生理が完全に止まったわけでもないし、ホルモン値をみるとちゃんと卵が育ってきているとおもうから、おそらく妊娠はできますよ。と。
ほんとですかーー!?いままで悪いことしか言われなかった状態なのに、ここまで希望を持たせてくれたのは初めてです。
しかも、いままで来院された方でも、20代や30代だと80%以上妊娠されて卒業してますとも。なんて心強い。みなさん、他院で諦めてくださいと言われて、ローズに来ているそう。
詳しい治療の内容をさらに説明していただき、不安なところを質問したところで、このままここで治療を受けるか一旦考えるか聞かれました。正直、いままで治療の決断をしないと初診すら行けないと思ってたので、こんなに患者さんの気持ちを尊重してくれる先生がいることにすでに感激していましま。
もちろんします!と答えて、じゃあ内診しますね、とここで初めての内診。これも小さなことですがうれしかった。心も決まらないままに、治療とはいえ、あの内診台に乗せられることに少なくとも抵抗ってあるとおもいます。さらに、うれしかったのは、足を閉じて乗る内診台だったこと。札幌で通っていた婦人科にあったんですが、最初から足を開いて乗るのと、閉じて乗ってからだんだん開くのは、気持ちの上でぜんぜん違います。あぁ、ここにたどり着いて良かった…心底そう思いました。(大げさ?)
内診の結果、卵胞らしきものが3つ育ってました!ここさいきんの、早寝、タンパク質、体を温める、が効いてたのかな。うれしかったです。
その後また先生とお話。卵胞は育ってきてるから、このまま様子見て来週にでも採卵できるけど、どうしますか?と言われ動揺…笑
そんな急に…!しかし、ホルモン値をみると環境はベストじゃないので空砲の可能性が高いそう。ならば一周期待って、環境を整えることに専念しようと決めました。
ここで先生が、せっかくだからシリンジ法やってみる?と言われ、え!いいんですか?と驚きました!最初の病院では、そんな古い方法意味ないですよ…って真っ向から否定されたんです…。たしかに効率は悪いかもしれないけど、奇跡にかけてみたいとおもうのは当たり前だと思うんですが…。ということで、せっかくなのぇシリンジ法にチャレンジしてみました!
(結果、シリンジ法ではやっぱり妊娠には至らず、7月に初の採卵をすることになりました)
新しい希望
前回のKLC初診から、落ち込むこと数日。妹が新しい病院を教えてくれました。
正直、また転院!?と引き気味だったのですが(旦那さんはさらに引いてた笑)、病院のホームページを読むうちに気が変わりました。
その病院はローズレディースクリニック。
聖マリアンナにいた先生が開院した、世田谷にある病院です。ここは早期閉経の女性を妊娠へと導いているクリニック。
まだはっきりと早期閉経とは診断されていませんが、確実に近づいているわたしには、新たな希望に思えました。聖マリアンナも調べたけど、川崎にしょっちゅう通うのはちょっとなぁ…と思ったりしてました。(もっと遠くから通う方もいるのに贅沢ですよね…)
カウンセリングもやっていて、先生もメンタルケアに力を入れていると表明している、まさにわたしが探していた理想の病院でした。
さらに感動したのが、facebook。季節の話題を盛り込んだ内容で、梅の季節には梅ジュースを、クリスマスにはクッキー、ザクロの実がなればそれを。患者へプレゼントをしているそうなのです。
ともすれば、うつにもなり兼ねないメンタルが辛い治療。そんな風に気遣いをされるだけで、ほんとうに心から救われるなと思います。
さっそく、セカンドオピニオンの予約をしようと電話。受付の方に現在の様子を軽くお伝えしました。優しくてゆったりした話し方でとても感じのいいひと。
その後、看護師さんらしきひとに電話は代わり、さらに詳しく聞いてもらいました。
わたしの場合、完全に生理が止まったわけではないので、まだ希望があるかも。なるべく早く治療を始めるなら、初診の予約もできますよと教えてくれました。
KLCで半年も様子を見るのはちょっと不安だったし、ここにかけてみたいという気持ちが湧き上がり、思い切って転院します!と伝えました。
しかし、わたしのような方は増えているようで初診の予約はひと月後。7月だと言われました。なんとー!人気病院はたいへんだ…
では7月のなるべく早い日でお願いします、と伝え、それまではKLCで様子を見ることも快諾してもらえました。KLCだったら、他院の治療を終えてないと診てもらえないのに…と思ったりなんだり。
すこし希望が見えてほっとして仕事に集中していたところ、ローズから不在着信と留守電が。
驚いてすぐ折り返すと、6月の初診にキャンセルが出たので都合が良ければ案内いただけるとのこと。なんてラッキーな!しかもいま飲んでいるソフィアAを飲み終わって3日後の日にち。つまりD3で初診が受けられそうなのです。都合も良すぎるくらいいいのです!仕事なんてどうにかなるもの!何度もお礼を言って、早めの初診をお願いしました。旦那さんも一緒に行けることに。ほんとは加藤に予約を入れる辺りの日にちでもありました。
このとき、初めて未来の赤ちゃんが奇跡を起こしてくれたのかな、なんて淡い妄想を抱きました。それまで希望と思えることがなかったからなぁ…。とにかく神様ありがとうございます。という気持ちです。
初診の日まで二週間ほど。体調を整えて挑みます。がんばるぞーー!